LI室内引戸のマツ六戸車を交換修理しました！

既存の戸車は写真をみると分かりますがヒビ割れています。経年劣化により扉の重量に負けてしまうと戸車は割れることがあります。そうなると正常には動きませんから戸車の交換が必要になります。今回はレールの形状がV型の為、戸車もV型の戸車に交換しました。同じ戸車でも耐荷重が異なりますので、耐荷重計算をして戸車を選定しました。戸車は消耗品ですので、引戸の調子が悪くなれば早めに戸車交換をすることで、レールが傷むこともなく快適に開閉できる引戸になります。

積水ハウス室内引戸のレール交換を行ないました。

積水ハウスさんなどのハウスメーカー品は一般の修理店では入手ができないようになっていますので、後付けフラットレールを使用しレールの修理を行ないました。後付けレールは厚み3mm程度ですから、そのまま既設レールの上から被せてビスで取り付け可能です。レールの形状が引戸の戸車形状に合っていれば問題なく引戸はスムーズに動くようになります。

取り付けは既設レールと新しいレールの中心が揃うように取り付けすることがコツです。レールが削れて動かなった引戸がスルスル動くようになりました。

引戸を閉めた際に隙間ができるとのことから、平戸車を修理しました。室内引戸の戸車は、V型戸車やY型戸車、平戸車など様々な種類があります。

V型やY型戸車は高さ調整ビスを調節して戸車の高さを変えますが、中でも平戸車は調整方法が少し難しく、戸車の金具ミミの部分を曲げることで高さ調整します。

戸車と敷居の接地面積の大きい平戸車は、開閉の度ゴロゴロと音が鳴りますから、出来るだけ静かに開閉できるようにヨコヅナの静音平戸車に交換しました。

扉を閉めた際に隙間はできず、開閉もより静かにスムーズになりました。