玄関ランマありの親子ドアをランマなしにしたドアリフォームの事例

↑ランマは、こちらの写真のように扉の上に残っている明かりとりのことですね。その部分のガラスをランマガラスといって、さあ取り外すぞ!という場面の写真になります。

↑ランマガラスを取り外しました。ランマありからランマなしにする場合、既設のランマ枠は切断する必要があります。なので新しく設置するドアは、ランマサイズ分大きくなるということですね。さあ大は小を兼ねるのか?

↑大は小を兼ねました。
個人的には、玄関ドアのランマをなくすのであれば、最低限玄関ドアはガラスが組み込まれたタイプがいいかなと思います。フラッシュドアでは、採光できないですもんね。やはり、玄関ドアから射し込む光は多少あった方が玄関内が明るくなっていいと思います。ガラス付きの玄関ドアでは防犯面が心配、というのであれば、防犯ガラスにすることもできますからね。

↑今回のようにカバー工法で玄関ドアを交換する場合、既設枠は残しますから、額縁材をまわして既設枠を隠して(カバー)いきます。ランマありからランマなしの玄関ドアにリフォームする場合、額縁が玄関ライトにあたらないか?庇に当たらないなどのチェックが必要になります。
今回、庇が雨仕舞いの関係で傾斜が付いていた為、玄関ドアを開けた際に当たらないか少し心配していましたが杞憂でした。そういった場合は、下枠のみ斫り玄関ドアの位置を下げることもあります。そういった状況に合わせて額縁材を一段階大きなものを頼んでおいて、現場状況に合わせてカットしていくのもサッシ工事の醍醐味です。
このような感じで玄関ドアのカバー工法を行うことができます。
まとめ
なんとなくランマありからランマなしに替える玄関ドア交換リフォームのイメージが付いたのではないでしょうか?
玄関ドアはお家の顔ですから、ランマなしにするだけでドアが大きくなり、高級玄関ドアのようなエレガントな印象のある玄関ドアになります。
カバー工法により数センチ開口幅は狭くなりますが、ランマを撤去したことでそのぶん高さのある開口になりますから、背の高い荷物なんかもスイスイ搬入できますね。
以上がランマありからランマなしにする場合の施工の流れを工程写真付きでみることで、ドアが大きくなることで与えるお家の印象の変化をご紹介しました。