北九州市の皆さんこんにちは!
本日は門司区にてサッシの戸車交換修理をしてきました!
窓の大きさは横幅100センチの高さ210センチほどの大きな窓で、ガラスも厚みが6mmと店舗などで使われている厚みのガラスが入っているので重たいサッシ窓ですね!
さらにサッシ枠が歪み窓障子が外せない為、框をサッシ枠内で分解することで窓を外しました!今回も中々ハードな作業です笑
何故戸車交換になったかといいますと、戸車が窓の重さで潰れて割れて障子が下がり、引違い窓サッシの内障子と外障子のカギ高さが合わなくなりカギかからないためです。また戸車の破損により、窓も持ち上げながらスライドしないと動かない状態です。

ちょっと何いってるか分からないと思いますが、写真の受け金具と

半月金具のカギが左右上下合わなくなっている訳ですね。左右は金具調整で変えれても、高さは戸車が調整できないと変わりません。その戸車も割れて潰れて下がってしまっています。ちなみに、カギの半月金具が油で固まっている為、パーツクリーナーで洗浄しています。カギの部品にはクレ556などの油が固まり残るタイプは禁物です。揮発性のシリコンスプレーがベストです。

なので、新しい戸車に替える必要がありました!戸車は廃盤だったため、代替品を使用しました!耐荷重をクリアできる戸車がサッシ窓用では無い為、玄関引戸用を使用しています!

新しい戸車に替えられるように、ビスのネジ穴を新しく作り、戸車のセンターが枠のセンターになるように加工して取り付けました!
アルミサッシには珍しく、レールがステンレスで固い素材だったため、ステンレス巻きの戸車にしています。そもそも、レール厚みが6mmと玄関引戸に使用されるレールだったため、規格が窓というより玄関引戸と同じ規格の廃盤高級窓サッシでした笑

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カギは窓が引違う際に突起が押し込まれて、カギのロックがかけられる仕組みなので、戸車の高さ調整をしつつ、受け金具とカギの位置調整をしてカギがかけられるように致しました!カギは上下付いていますので上下とも調整ですね。
戸車交換よりカギ調整がまた大変で、4枚建て全てのカギ調整をするのに時間がかかりましたが、3時間で作業完了となりました!
窓が外せない等のイレギュラーはありつつ現地調査で把握済みでしたのでスムーズに作業完了したのではないでしょうか。
なにわともあれ、無事カギもかかり窓もスムーズに動くようになりました。
ありがとうございました!